訴えが事実なら、公務員の権力濫用に多くの罪が加わる
タケオ警察当局は、中国人男性がスピード違反で止められた後に法廷以上の罰金請求、私物調査、さらに暴行(殴打)されたとSNS上に投稿後に広く話題になった件で被害を訴える男性に関わった警官を調査している。
中国国籍の Cui Jan さんは、2023 年 1 月 1 日にタケオ州トラム カック地区の国道 3 号線 68 km で、交通警察官に止められ殴打されたと述べている。また、彼はスピード違反で 100 ドルの罰金を科された(所謂:警官のぼったくりにあった)と述べている。同氏ははさらに、「自分が外国人だったという理由だけで止められた」と信念を主張している。
SNSに投稿された内容によれば、Cui 氏は、
・スピード違反…これは交通警察は自分を中国人と見なし、100 ドルの罰金を科したい(法定以上の金額)と考えた。私は写真を撮り、証拠を集め、お金を集めましたが、請求書は発行しませんでした。<公務員の詐欺略取か強奪罪>
① Cui 氏の態度を反抗的と観た警察官は。その後に彼のところにやって来て頭と体の周りを殴打し、5 人の警察官が彼の、複数の怪我を負わせたと主張している。<公務員の暴行致傷罪>
② 暴行の際に無理やりCui 氏の携帯電話をひったくって、警察官の違法行為の証拠を消すためにすべての写真を削除した。<公務員の犯罪証拠隠滅罪>
そして訴えが事実なら、公務員の権力濫用
と具体的に述べている。
➂ さらに交通警察官が後で領収書を発行せずに追加の 50 ドルの罰金を支払うよう強制したとも述べている。(詐欺重複罪、脅迫罪)
国家警察総局長:ネス・サヴォン将軍は昨夜、タケオ州警察長官にタケオ州トラムカク地区の国道3号線の交通警察官の事件を直ちに調査するよう命じたと述べた。 「中国人がソーシャル メディアにメッセージを投稿し、ソーシャル メディアで爆発的にこの事件が拡がった後、私はただちに武雄地方警察長官に捜査を開始するよう命じました。」とも述べている。
同将軍は、まず、交通警察官の職務遂行と、それが有罪判決と下された場合、国家警察官が処罰されるこになると。
いかにもありそうなことだ、というのがSNS投稿をシェアで拡げた人たちの想いであろう。
中国系マフィアの跋扈に目を顰める一般の人々でも警察への信頼が高まるかと言えばそうではない。各国の旅行ガイド書に20年以上前から「カンボジアの一般の人々からの警察への信頼は低い」と書き続けられている。
そして外国人、特に中国人と見ればぼった食ってやろう、という警官は多く、広言している警察官も多い。中国大使館も自国民の犯罪を減らしてとカンボジア内務省から要請を受けるだけなく、自国民へのカンボジア警察官のいちゃもん、ぼったくりについて調査に動いてみたらどうか。それが各国の領事館の主な仕事=自国民の権利保護である。
・特に交通警官の悪徳は常識的なほどにごく普通の話となっている。また事実、警察官自身や運転者たちの話で良く知られているのは、「中国人からはお金をぼったくやすい」。「彼ら中国人は、何か違反があるとお金を警察官につかませて。違反のがれする」といったものである。中国人が少なかった頃は、欧米系や日本人が警察官に狙われたものだ。中国人が違うのは、出身国の自体が汚職が蔓延していることであり、クメール語がわからないから、100㌦何ていう馬鹿な大金を先に渡して、その場を逃れる中国人が多いのもよく知られている。カンボジアでは、ごくごく古典的な警察官によるタカリ、ボッタクリである。中国人になってからその金額も跳ね上がった。カンボジアの交通警察官は言う。そして多くのカンボジア住民は常識のように知っている。今回の件、中国人が不当な事をされたと訴えたが故に警察当局も動いた。こうした警察官の不当なタカリなど、公にすることで少しでも減ることが願うが一方でお金さえつかませれば、罪を逃れようする中国人が警官のタカリを助長したことはも事実である。こうした外国人と見れば、いちゃもんをつけてタカルるので有名なところは、中央郵便局である。郵便局員に聴けば、貰い手がが全て自分のポケットマネーにするわけじゃなく、4ー5割は上司に上納する局ぐるみの腐敗システムであるといっている。交通警察官とて同様であろう、誰もが思っている。サウナ・マッサージの駐車場に並ぶ大型車の大部分は現職公務員。それも夜ではなく勤務時間中の昼間であることは、ごく普通に見る光景である。
掲載写真:Khmer Times