中国タイヤメーカー「Sailun」 は、カンボジアでのタイヤ生産施設への投資を 2 倍以上に増やすと、発表した。
同社は当初、今年3月に1億4200万ユーロ(11億元)を投じて新たにタイヤ工場を建設する計画を明らかにした。Sailunは最新の発表では「金額を2億9,200万ユーロに引き上げ、設計された年間生産能力を半鋼製ラジアル乗用車用タイヤ500万本から年間900万本に増やす計画である」と述べていた。
スバイリエンの経済特区に新工場立地
新工場はスバイリエン県スバイリエン市Qilu経済特区に設置される。Sailun の完全子会社である Cart Tire によって管理され、今後1,045 人の新規雇用が創出されるという。同社によると、このプロジェクトは完了するまでに2年かかり、平均売上高2億7600万ユーロで年間4700万ユーロの平均純利益を生み出すと見込みとされている。
*掲載写真:タイヤ工場 イメージ