
ロシア海軍の軍艦3隻は昨日、カンボジアへの4日間の親善訪問を成功裏に終え、カンボジアの海域から無事に出航した。
今度はロシアが、と思う海軍艦艇の訪問だが、日本、ベトナムの軍艦艇の訪問がプレア・シハヌーク州のリアム海軍基地への直接寄港とは異なる、恒例の親善訪問で、寄港した場所も先の2国とは違い、シハヌークビル港であった。
ロシア太平洋艦隊水上艦隊司令官、アレクセイ・アンツィフェロフ少将率いる艦艇は、4月28日から5月1日までプレア・シハヌーク州のシハヌークビル自治港に停泊した。
この訪問の主な目的は、海軍、カンボジア国民、ロシア連邦間の友好、連帯、協力の絆を強化することであった。
ロシアの軍艦は1日出港した際、カンボジアのリアム海軍基地の副司令官であるチョウン・ティー少将率いる同基地の高官らによる正式な挨拶を受けた。
ロシア代表団はカンボジア滞在中、二国間関係の強化を目指した様々な活動に携わりました。その中には、プレア・シハヌーク州知事、シハヌークビル市長、シハヌークビル自治港湾局長、リアム海軍基地司令官、国防省高官といったカンボジアの主要要人への表敬訪問が含まれていました。
また同代表団一行は、プノンペンの王宮や国立博物館など、重要な場所を訪問し、カンボジアの豊かな文化遺産を探索する時間も取った。
この訪問は、カンボジアとロシア連邦間の軍事外交の強化と国際協力の促進における重要な一歩とみなされている。
掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)