メコン川の水がトンレサップ湖に遡り始める 水資源気象省

プノンペン都チャクトムク(合流点の意味の水位が2.76メートルに上昇した後、水曜日にメコン川の水がバサック川を遡り、トンレサップ湖に流入し始めた、と農林水産資源省が昨日発表しました。

クラチェ州とコンポンチャム州での観測では、水位が1日あたり約1メートル上昇しています。

水資源気象省・水文担当官:マオハク氏は昨日、トンレバサック・チャクトムク水文観測所の水位2.76メートルが測定された後、6月16日からメコン川がトンレサップ湖に逆流し始めたと地元メディアに語った。 

関係者によると、この時期にトンレサップ湖に水が流れ始め、長年の平均と同じように、魚が産卵するのに非常に有利です。通常、メコン川の水は、6月中にトンレサップ湖に流れ込み始めますが、今年も時期的には通常通りです。

クラチェ州では、コンポンチャムの水位が今日と明日上昇すると予想されており、下の観測点では徐々に水位が上昇します。2021年6月19日、Stung Treng州では水位が5.40メートルに達する可能性があり、Kratie州では水位が11.99メートルに達する可能性があり、KampongChamでは水位が6.16メートルに、プノンペンの水位は3.51メートル、NeakLeungの水位は2.48m、TonleBassacとKohKhelの水位は3.47m、TonleSapのPrek Kdamの水位は3.47mに達する可能性があります。

水資源気象省による2021年の雨季のトンレバサックチャクトムク水文観測所の河川水位の最初の推定値は9.30メートルであり、中程度から大規模な洪水を引き起こす可能性があります。

メコン川からトンレバサック川への逆流は、毎年繰り返される現象です。メコン川の源はチベット・ヒマラヤ山脈にあり毎年この時期に雪解け水で増水したメコン川の水が達し、プノンペン都チャトムック付近で合流し、飽和状態となってトンレサップ湖に水が遡って、その湖水面積を大きく拡げる。

*下記の投稿記事が参考になります。

*掲載写真:トンレバサック川 画像:ラスメイカンプチアより。

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