ミスグランドカンボジア2021 区長から組織的な「虐待」を首相に訴える

ミスグランドカンボジア2021のソティダ・ポ・キムテンさんは、プノンペン都ラッシーケオ地区長による組織的な虐待が行われている、とフンセン首相に直接訴えた。

Miss Sothidaは、一連のSNSでの投稿で、彼女がRussey Keo地区の知事によって虐待さらされ、自らの財産を何度も破壊されたと主張している。

ルッセイケオ地区長の指示で、許可なしに、自分の店の樹木、フェンス、物、その他の財産を数回にわたって伐採・破壊するために公務員を動員した。彼女はまた、自宅の構造物を破壊している男性のグループを映したビデオを投稿し、彼女は、フンセン首相に助力を依頼している。

*Miss Sothidaがfacebook上の投稿した告発動画 Khmer Times 掲載

Miss Sothidaは、「私、ソティダ・ポキムテンは、組織と会社を保護するためにミス・グランド・カンボジア2021の役割を辞任する」とも述べている。

公権力を背景とした地区長による権力濫用の告発であるが、こうした例は実にカンボジアでは事欠かない。彼女はミスグランドカンボジア2021という名誉を活かし、現代ツールのSNSを通じて直接カンボジア首相に訴えるという手段に出たが、これをKhmer Timesが取り上げたことの意義は大きく、地区長による公権力濫用の問題が公認されたことを意味している。公権力濫用の被害者になり易い無辜の民がかならずしもできることではない。

掲載写真:Miss Sothidaとその家族 画像:Khmer Times

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