ポーサット州知事のコイ・リダ氏は、特に水源から遠い地域で灌漑用水が不足する可能性があることを理由に、農家に対し乾季の稲作を2回以上行わないよう要請した。
同知事は、影響を受ける地域では乾季の間、農家が日常使用のために水を備蓄する準備をする必要性を強調した。
この要請は、雨期の終わりに彼が稲作の進捗状況を視察した後に出されたもので、視察中、彼は同州のバカン区とタロウ・センチェイ区の農家に有機肥料を配布した。
同知事によると、雨期の終わりに稲刈りをしている農家がいる一方で、二期作を始めている農家もいると指摘した。
11月には気温が上昇すると予想されており、水不足が深刻化する恐れがあると警告した。
そのため、深刻な被害を受けた地域では、乾期の稲作を二期作または三期作に中止し、池、井戸、水路を日常的に利用できるように維持するよう農家に通知するよう地方当局に指示した。
水資源・気象省の報道官オウン・チャンタ氏は、農家が乾季の稲作の第一作を通常1月か2月に収穫することを確認した。
この収穫後、農家は第二作を植える可能性があり、一部の地域では灌漑用水不足につながる怖れがあると述べている。
掲載写真:イメージ ポーサット州当局の提供