ポイペト 同胞の誘拐・暴行で中国人犯罪グループを逮捕 警察の指示に抵抗

11日朝早く、同胞を誘拐し、手錠をかけ、殴打している中国人犯罪グループが当局に拘束された。

同事件は7月10日深夜、ポイペト市オクロフ区クバル・スピアン1村にあるナイトマーケット(ペリメックス・カジノ前)付近で発生した。

住民らが、中国人男性のグループが手錠をかけられたままの別の中国人男性を掴み、頭を殴るなどの様子を目撃したと警察に通報した。通報を受けた警察は現場に行き、介入しようとしたが、中国人犯罪者らは警察の指示を無視し車内に居座っていたようだが、警察は、最終的に逮捕に踏み切った。手錠をかけられた被害者は病院に運ばれ、容疑者9人が警察に拘束されたという。

事件の経緯から中国人マフィアの同胞暴行事件であることは明らかで、逮捕に到るまでのふてぶてしい態度や反抗から、逮捕者のいずれも上部組織が腐敗した警察幹部と結託しているとタカを括った態度であったようだ。手錠拘禁の被害者は所謂(いわゆる)オンライン詐欺の強制労働からの脱走者の可能性もある。事件の経緯からポイペト市警察が解決することは難しく、国家警察中央の直接介入が必要になることと思われる

掲載写真:Khmer Times

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