ボン・タムーク住民が運河建設をめぐって首相の介入を求める

立ち退き通知を受けて、プノンペン都プレク・プノフ地区ボン・タムークの住民は29日、地元当局との土地紛争を解決するためにフン・マネ首相に即時介入を求めて抗議活動を行った。

プレク・プノフ地区当局は、この地域に住む約100世帯に移転通知を発行し、国有地での運河プロジェクトを進めるための土地と各世帯に1万ドルを提供したという。

サムロン・トゥボン自治区の代表者シー・デービーさんは、「プレク・プノフ地区当局が提示した補償金は不公平だった」として、住民の家族らがフン・マネ首相の率いる政府に注意・関心を引くために抗議活動を行った」と語った。

「政府がその気になれば、この問題は簡単に解決できる」と彼女は述べ、「新首相がボン・タムーク住民の解決策を見つける手助けをしてくれるだろう」という期待を表明している。

ボン・タモウク地域周辺に住む人々はこれまでにも抗議活動を行っており、国土管理省、国会、首相官邸に請願書を送っており、その嘆願が遅遅として進まないため、フン・マネ首相だけでこの問題をタイムリーに解決できると期待している。

住民によれば、いくつかの家族は、新しい家を建てるには不十分であるとして、地区行政の補償金の受け入れを拒否した。プレク・プノフ地区行政からの最新の通知は2月19日だった。行政は、「家族は割り当てられた国有地に住んでいる」と説明している。

同立ち退きをめぐる通知は、プレック・プノフ運河予定地の道路 151 号線の西側で洪水を止めるプノンペン首都局のプロジェクトに関するものである。

都庁の発表によれば、「地区行政は間もなくボン タムークの 2 つの地区、6 つ自治区、25 の村に関わる運河(の建設)を実行するが、住民の財産の損害や損失については責任を負わない」と通知には書かれており、住民の要望を無視した一方的なものであると抗議している。

掲載写真:Khmer Times

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