ベトナムからカンボジアへの密入国を企てた:4人の中国人を検挙

ベトナムのキエンザン・メコンデルタ州の警察は先週、ベトナムからカンボジアに国境を越えて不法に渡たろうとした4人の中国人を拘束した。

ベトナム警察は7日(土曜日)に事件を確認した、と発表。発表によれば、5日(木曜日)ハティエン市のバス停で4人の中国人が疑わしい行動を発見していた。この中国人のグループは、警察の要請に対して個人識別文書を提示しなかったため、直ちに拘留された。

拘留者4人の中国人は湖北省出身の密入国者、目指すのはカンボジアへ

警察の調べに対して、4人は中国の湖北省から来て、中国の国境の広西チワン族自治区から不法にベトナムに入った(不法入国)と供述した、という。さらに彼らの知人がベトナムからカンボジアに密入国する方法を見つけるためにハティエン市に来るのを手伝ったという。当然、この知人とやらの捜索も続いている。所謂密航グループの介在の可能性がある。

4人は警察に拘留後、当局によっては4人のベトナム中央の検疫施設に連行された。なお、ベトナムで起きた7月末の新型コロナ感染第2波は、当時増加しつつあった中国から密入国者が感染源か?と騒がれたこともあった。当局は国境で接する中国、ラオス、カンボジアから密入国者の警戒を厳としている。

*掲載画像:拘留された密入国の中国人4人 画像:Khmertimesより。

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