プレア・シハヌーク州  2025年の雨期の稲作に向けた早期準備を主導

プレア・シハヌーク州プレイ・ヌップ地区の農民たちは、同州農林水産省が発表した最新データによると、2025年の雨期の稲作に向け、早期準備(早生の稲)に積極的に取り組んでいる

4月7日現在、農業機械局と農学・農業生産性局は、雨期の稲作に指定されている州内の2つの地区のうちの1つであるプレイヌップ地区で大きな進歩が見られたと報告した。

同地区の農家は既に861ヘクタールもの広大な土地で圃場整備を完了しており、これは州全体の対象面積1万3000ヘクタールの6.62%に相当します。この圃場整備は、歩行型トラクターや大型トラクターなどの農業機械の活用によって促進されており、耕作の初期段階における機械化の役割が浮き彫りになっています。

さらに、報告書によると、プレイ・ヌップでは雨期稲の初期作付けが開始され、すでに106ヘクタールが作付けされている。これは、同地区の総対象面積の0.82%に相当する。

プレイヌップでの活動とは対照的に、報告書によると、カンポン・セイラ地区の農家は、来たる雨期に向けた土地の準備や植え付けをまだ始めていない。カンポン・セイラには、雨期稲作指定地域として1,760ヘクタールが設定されている。

プレア・シハヌーク州には、雨期稲作に指定されている土地が合計13,000ヘクタールあり、その大部分(11,240ヘクタール)はプレイヌップ郡にあります。残りの1,760ヘクタールはカンポン・セイラ郡にあります。

同州内の他の行政区域(1つの郡と3つの市町村)は、主に山岳地帯であり、漁業が中心であるため、雨期稲作には指定されていません

プレイヌップにおける土地の準備と最初の植え付けの早期の進展は、地元経済と食糧安全保障に極めて重要な役割を果たす、雨期の重要な稲作に向けて準備を進めるこの地域の農民たちの積極的な取り組みを示唆している。

農業当局は、雨季が近づくにつれ、プレイヌップ地区とカンポンセイラ地区の両地域における耕作の進捗状況を引き続き監視する見込みだ。

掲載写真:国営カンボジア通信より

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