プノンペンの電話常習泥棒を逮捕 周囲の人々が取り押さえ、私刑を加える

プノンペンで、容疑者と現場から逃走した共犯者は、路上で待ちあわせしていた若者から携帯電話を盗んだ。

2人の泥棒らは現場から逃走したが、地域社会の住民が追いかけ、一人を取り押さえたが、もう一人は逃げのびた。一人を取り押さえた住民はその機会に怒りが収まらず、犯罪者に殴打の懲罰(私刑:リンチ)を加えたという。

事件は、10月20日未明の午前1時、プノンペン都ポー・セン・チェイ地区チョアム・チャオ1区のヴェン・スレン通り沿いのトゥール・ポンロ信号機付近で発生した。

プノンペンでは携帯電話に限らず、日常的にあらゆる種類の窃盗事件が起きており、プノンペンに1年も住めば、泥棒の被害者になるか、知人が被害者になることは、稀ではない。それほどに泥棒被害が多発し、日ごろから泥棒への怒りは強い。そのため、こうした泥棒を取り押さえる機会があれば、こうした住民の私刑(リンチ)はしばしば起こる。こうしたリンチは、身勝手な交通事故加害者の逃亡運転手にも同様に起こることである。

事件後、地元当局が到着し、容疑者(エン・ナビン、男性、26歳)を拘留し、さらなる尋問のためサンカット・チョアム・チャオI行政警察署に連行した。また、逃げのびた共犯者を警察は捜査している。

掲載写真:Khmer Times

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