プノンペンで違法拘禁容疑の詐欺集団の中国人男女を逮捕、数は増える可能性

プノンペン警察は11月17日(金)未明、プノンペン市内の場所を捜索し、カンボジア人を不法拘束した疑いで外国人数名を逮捕した。捜索は11月17日午前0時30分、プノンペン市ラッシー・ケオ地区、トゥール・サンケ2クのボレイ・アンコール通り沿いで行われた。

情報筋によると、カンボジア国民がその場所で不法に拘束・監禁されているとの情報を受けて捜索が開始されたという。

この情報筋によると、違法なオンライン詐欺を行っている現場とみられ、現場の中国人詐欺組織の監督下にあるカンボジア人が、中国人上司に25000ドルを支払わない限りカンボジア人スタッフの退職ができないと脅していたという。

拘束・監禁されたカンボジア人の親族は、地方からプノンペンにやって来て、ラッシー・ケオ地区警察署に告訴状を提出した。

警察は告訴状を受け取った後、プノンペン警察重大犯罪対策局長室およびプノンペン市警察入国管理局と協力して、ただちに監禁されたオンライン詐欺現場を捜索し、多くの男女を逮捕し、展示品の一部を押収して警察に送った。

現在、プノンペン市警察が取り調べを受ける。

なお、この記事は速報のため、逮捕者が数名から多数になるか、その数自体の詳報はでていないが、数名の男女の逮捕は間違いなくさらに逮捕者の数が増える見込みである。捜索場所は中国マフィアのオンライン詐欺の作業現場であることは、間違いない。今回の捜査は9月に摘発された日本人のオンライン詐欺集団の摘発に次ぐ、大規模な摘発になる可能性がある。

掲載写真:警察の捜索 Khmer Tieme

 

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