9日夜プノンペンでSUV自動車に引かれた後、バイク同乗の女性が重傷で死に瀕しているにも関わらず、まさに「伝統にしたがって」、車の運転手は現場から逃げ出した。
事故は2022年4月9日土曜日の午後7時に、プノンペン都ダウンペン地区プサールスメイ3区、道路144に直角に交るプレアノロドム通り沿いで起こった。
目撃者によると、彼らは男性と別の女性が中速で北から南にプレアノロドム通りに沿って黒いホンダドリーム125に乗っていた。彼らがストリート144の交差点に到着したとき、灰色のハイランダー車がプレアノロドム通りに沿って南から北に高速で走行し、左に曲がり、道144でバイクと 正面衝突したという。
バイク同乗女性は重傷を負い、すぐに救急車で地元の病院に運ばれ、深刻な状態にあると報告されている。
車の運転手は軽傷を負っただけだけ、すぐに<伝統に従って>現場から逃げ出した。
事件後、当局は車とバイクを検証してダウンペン地区警察署に運び、車:ハイランダーの所有者が彼の責任に直面するのを待っているという。どうやらカンボジアでは車を押収すれば、警察が捜さなくとも車欲しさに逃亡運転手が出てくると思っているようだ。これもまた伝統に従っているのだろう。逃亡者は富裕層の道楽馬鹿息子である可能性が強い。親が事件を小さくするために先ずは逃亡と言うパターンである。
掲載写真:バイク女性が重傷を負うが、車の運転手は逃亡中 画像:Khmer Times