プノンペン 河川の増水で洪水がダンコール地区2,075世帯を襲う

プノンペンのトンレサップ・バサック水系の支流:プレック・ナオット川からの洪水により、プノンペンのダンコール地区にある10自治区の2,000世帯以上以上が被害を受けた。

プノンペン都クオン・スレン知事は、同川に隣接するコンノイ、ティエン、サック・サンポフ、プレイ・サール、ダンコール、クレイン・ポンロ、チュンエク、プレック・カンポエス、スピーン・トマール、ロルオスの各自治区が洪水の被害に遭い、2,075の家族に影響を与えたと述べた。また同氏は、10の自治区が全てに浸水したわけではなく、一部の地域だけが浸水したと付け加えている。同知事は、洪水が発生しやすい地域に住む人々に対し、水位に注意し、水位が上がった場合には安全な場所へ避難するよう呼び掛けた。

水資源・気象省のチャン・ユッタ報道官は23日、コンポンスプー州の上流部とプノンペンおよびカンダル州のトンレサップ・バサック水系やメコン水系および支流の下流部、今回のプレック・ナオット川の水位が引き続き洪水警報レベルを下回っていると述べた。

プノンペン教育省:ヘム・シナレス局長は、豪雨による川の増水により6校が浸水し、一時的に学習を中断しなければならなかったと述べている。

掲載写真:Khmer Tiemes

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