プノンペン都裁判所は10月1日、2022年にカンボジアで混合麻薬約30キロを所持し密売した疑いで中国人男性2人に対し懲役22年の判決を下した。
テアム・チャンピセス裁判長は被告を中国人のリー・ジー被告(27)とペン・ジェン・チェン被告(31)と特定している。
被告らは2022年5月18日、内務省麻薬取締局の警察がプノンペン都チバール・アンポフ地区ニロス自治区にある賃貸マンションを強制捜査した後、逮捕された。
チャンピセス判事は、中国人2人の逮捕とマンションの家宅捜索後、警察はヘロイン206グラム、MDMA4,330グラム、メタンフェタミン9,244グラム、ケタミン7,993グラム、メタニザンパム2,888グラム、麻薬生成化学物質56キロ、設備やその他の医薬品関連材料の製造の麻薬を押収したと付け加えた。
「プノンペン市裁判所は被告に対し、懲役22年とそれぞれ9000万リエル(2万2500ドル)の罰金を言い渡した」とチャンピセス判事は述べた。
「彼らは麻薬製造、所持、密売の3つの罪で起訴された」と彼は付け加えた。
被告らはカンボジアの麻薬取締法第39条と第40条に基づいて起訴された。
これから中国人2人は、長い刑期に服役することになるが、中国よりカンボジアの刑務所のほうが、快適であろうか?それとも地獄の沙汰はお金次第となるか?
掲載写真:2022年の逮捕時 プノンペン都警察の提供