<29日夕方の報道より>
突如、プノンペンの都心部で最も感染者の確認が少なかったボンケンコン1区で大規模クラスター感染が発生したという。地元メディアの報道によれば、プノンペンのボンケンコン1区ボンケンコン市場で、市場の労働者と店舗関係者で70人を超えるCOVID-19が確認され、当局によって直ちに2週間閉鎖するように命じられたという。またPhnom Penh Postは「市場のマネージャーでEk Ninol氏は、店舗関連者を含む891人のうち193人がテストで陽性だったと語った」と報じている。
この一時的な閉鎖は、Boeung Keng Kang市場でのすべての出入りと集会の禁止という措置で、一部の規制に例外ありとのことです。報道によれば、感染者は市場関連者が中心で局所的です。直ちに規制がボンケンコン1区に及ぶという動きは、現在の段階ではありません。都心部ではあるが、市場利用者も地元住民が多く、そうした人々への検査が進められている模様です。市場関連者や労働者には、プノンペン郊外から出入りしている人も多いためか、と思います。
6月に入りプノンペン都の全ての州立市場が再開され、プノンペンでのワクチン接種も進み、都心部の感染が局地的になってきた矢先、寝耳に水の感がありますが、今後の感染状況にご注視ください。
掲載写真:ボンケンコン市場 画像」Khmer Timesより。