フロリダ州弁護士、児童へ性的虐待で米国に強制送還、米国で有罪刑

カンボジアでの児童への性的虐待で告発された米国・フロリダ州の弁護士が6月26日(月)、米国の連邦裁判所に出廷した。

被告は40歳男性のラフ・ジェームス・クラインは2021年2月、カンボジアでの不法な性的行為に関与した5件と児童搾取物所持の1件で起訴された。起訴状によると、クライン被告は2019年2月と5月にカンボジアを旅行し、滞在中に4人の異なる子供に性的虐待をするために金銭を支払ったという。また、児童への性的虐待を描いた資料を故意に所持しながらカンボジアに旅行した疑いも持たれている。

クラインはカンボジアから国外追放されたが、6月7日に米国の連邦裁判所への最初に出廷したという。

6月26日にこの事件の保釈公聴会が開かれ、クライン被告はGPS監視、自宅拘留、10万ドルの署名保釈金で釈放された。自宅拘禁中はインターネットにアクセスしたり、未成年者と接触したりすることも禁じられている。

同被告は有罪判決が下された場合、「外国での違法な性的行為の5つの罪に対してそれぞれ最高30年の懲役、児童性的虐待物の所持の罪で20年の刑」に処せられる可能性がある。

掲載写真:Khmer Timesより

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