まさにタイ国境は抜け穴だらけ
バンテアイメアンチェイ州当局者によると、11月に約300人のカンボジアの移民労働者が同州のカンボジアのタイ国境を不法に越えた、発表した。
外務省・報道官Koy Kuongによると、「少なくとも275人の移民労働者が11月4日から30日までバンテアイメアンチェイ州の国境を越えて潜入したが、捕らえられてカンボジアに送り返された」述べた。
バンテアイメアンチェイ州副知事のNgounMengchrounは本日、政府系メディア:Khmer Timesに」5日、数十人の移民労働者がほぼ毎日不法に国境を越えている」と語った。また、同州副知事は
「双方の当局は、1日あたり最大50件の違法な国境通過を防ぐために協力してきました」
「Covid-19ウイルスの恐れにもかかわらず、彼らはまだ仕事を探すために国境を越えて忍び込んだと言いました。彼は、移民労働者は国境を越えてこっそり逮捕されるのではなく、地元で仕事を探すべきだ」
などと付け加えている。要は国境が抜け穴だれけであり、カンボジア人の遵奉意識の欠如、両国経済格差(賃金格差)がある限り、密出入国の取り締まりには限界があるということである。
バンテアイミアンチャイ州だけで11月に約300人ーこれもタイ側で捕らわれた人たちーこんな状況だから、タイ国境に接する州からいったい何人のカンボジア人が陸路で密出国しているか、当局の発表数の数倍ないし数十倍であると推定せざる得ない。
*次の記事を参考に
ここに空港でのオミクロン株対策の水際対策は、カンボジア場合には陸路から侵入が抜け穴だらけ、という困難を抱えていることを物語る。