タケオ州警察は昨日、警察官が交通警察官として有利な雇用を得るために「当局からの恐喝」金を支払わなければならないという主張を完全に否定した。
Khmer Timesの報道を読むにタケオ警察の完全否認を報じながら、その実、国内メディアでは、この否認は、州内の交通警察官の地位を獲得するための賄賂に関するメディア報道の後に行われます。「警察官が交通警察官として有利な雇用を得るために「当局からの恐喝」金を支払わなければならないという主張」という国内メディアの報道が行われていると暗に知らしめている。当然、Khmer Timesの報道は国家治安機関上層部からの暗黙の了解があったうえでの報道である。所謂「ガス抜き」と言った報道である。
タケオ州警察長官:チェン・パンナーラ少将は、9日発行された説明書の中で、タケオ州警察は道路交通法を執行することに加えて、人々を防止し介入する義務があることを確認しているという。警察は、発生する可能性のある犯罪を取り締まるために検査しているという。
タケオ州の国道で道路交通法を施行するために警察官から 1,000 ドルから 3,000 ドルの金銭を受け取る問題について、警察長官は、タケオ州は調査と調査を実施するためのワーキング グループを組織したと述べました。真相を明らかにし、国民の混乱を招かぬよう、万一の場合には警察の規律を適用するとともに、対策を講じると述べている。
この機会に、タケオ州警察は、交通警察官による罰金を回避するために、道路利用者にすべての交通法を尊重するよう促したいという。
何か、国内メディアの報道を否認したものの後ろめたいのか、あいまいなメディアの疑惑報道に正対していない警察署長の発言であることは否めない。また、こうした就職賄賂が話題になるのは、国民の間に交通警官の取り締まり時の罰金の一部が当局に全て渡るのではなく、実際に取り締まっている警官の取り分があるということは、よく知られた事実である。つまり交通警官は給料とは別の実入りのあるお仕事なのである。
掲載画像:Khmer Times