18歳のタイの10代の若者は、カンボジアの国境の町でコールセンターの詐欺に巻き込まれた後、逃げて犯罪を報告するにあたって当局に不満-法の不備-を訴えた、とタイ・メディア:Bangkok Postが報じた。
どうやら、カンボジアはオンライ詐欺の拠点化の様相を見せてきている。コロナ禍前は中国人の中国国内向けのオンライン詐欺、次に中国人とタイ人に、そして日本人というように国内での摘発を逃れてカンボジアに拠点を設けるという具合である。今やカンボジア、麻薬と売春だけでなく日本人を含めたオンライン詐欺師の逃げ込み場所となった感がある。
今回の事件に関わって、「スラサク」とだけ特定された男性は、Ekkapob Luengprasertによって設立されたSai Mai Tong Rod(Sai Mai District Must Survive)と呼ばれる緊急対応ウェブページの助けを借りて、オンライン詐欺拠点から逃げ出し、タイの法務省に保護を求めました。
同「スラサク」氏からの取材によれば、サケオ県の向かいにあるカンボジアのポイペトに拠点を置くコールセンターギャングから逃げ出したので、彼は身の安全を恐れていると述べた。被害者は25日、Ekkapob氏によって法務省に出向き、そこで彼は事件を取り上げることに同意した法務大臣・秘書官Thanakri tJitta-areeratに会った。
スラサック氏は、昨年初め、月給40,000バーツの高額を約束するポイペトでの仕事の広告をオンラインで見つけたときから、仕事を探していたと語った。9月に彼はサケオのKhok Sung地区に旅行し、そこで彼はポイペトへの国境を越えた自然の小道に沿って彼を護衛するタイ人男性に迎えられた。そこで彼はビルに入れられ、コールセンターに同様に高額報酬に誘惑された他の100人のタイ人に会ったという。事務所を兼ねたビルの中で、スラサック氏はフィリピン、インドネシア、マレーシアからの外国人も見たと語った。5人で1つの部屋をシェアした。仕事に誘われた人々は、コールセンターの「ステーション」に入れられました。彼らは、警察や特別捜査局などの法執行機関の職員のふりをして、タイの人々に電話をかけるように言われましたという。
「毎日、被害者はギャングに2〜300万バーツを送金します」
また「事件を解決するために賄賂を支払わなければならなかった」と述べ、被害者:スラサク氏は法に問題があると地元メディアに訴えた。
Bangkok Postの報道記事は、今日までカンボジアの地元メディアで取り上げたのはKhmer Timesのみである。こうしたオンライン詐欺の従事者は犯罪意識の自覚の或る者は、一般に高学歴で脱走の道を探る手立てのある若者である。無知が被害を大きくする。詐欺相手も詐欺を手伝う者被害者となるが、特に詐欺を手伝う者で未だ続けてには無知か、自己中な者が多い。
カンボジア:日本人詐欺グールプや詐欺師の逃げ込み先
在カンボジア日本人の交流Webサイトには、外国人女性名で偽写真を張り付けた「職の募集記事(日本語記載)」がやたらとリンクページに張り付けてくるが、どうやら人名は変わっても全く同じ内容の貼り付けを見るにカンボジアなら地元民のアルバイト、ノルマを課してやらせているのは日本人であろう。
1月当初にも地元メディアで話題となった日本人詐欺グループや次にカンボジア人相手の詐欺で捕まり、脱走し、再逮捕された日本人詐欺師などfacebookの日本人交流サイトに平然と投稿していた。
掲載写真:オンライン詐欺に騙されて従事したタイの若者たち、国境で強制送還を待つ。 画像:Kmer Times