タイの貨物船がシアヌークビル沖で沈没、乗組員10人全員は救助

カンボジア国家海上安全保障委員会はニュースリリースによると、タイの貨物船が9日(日)にカンボジア南西部のシアヌークビル沖で沈没し、乗組員10人全員が速やかに救助されたと発表した。

同事故は現地時間正午ごろ、コンテナ53個を積んだ船がタイからシアヌークビル自治港へ向かっていたときに発生した。

同船は激しい雨、強風、高波の容赦ない力に耐えきれず沈没した。同船の航路付近はロン島付近で気象条件の急激な変化と荒れの激しさを物語っているという。

「タイ人乗組員10人全員が近くの漁船によって迅速かつ効果的に救助され、厳重な安全対策が実施されていたことが示された」と上記委員会のニュースリリースは報じている。

同リリースによると、この船は「Chiang Laan」と名付けられ、全長49メートル、幅15メートル、深さ3.2メートルである。

こうした海上事故の第一報が中国国営の新華社伝で入り、それを国内メディアがほぼ原文翻訳で伝えている。

掲載写真:新華社掲載をKhmer Timesが転載

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