タイとカンボジア間で詐欺防止覚書に署名
カンボジアを拠点とする詐欺師グループの施設から脱走した18歳の男性、母親と会う。

バンコクポストによれば、タイの大臣は22日、タイ人をターゲットにしたオンライン電話詐欺師たちは、政府の厳重な取り締まりに駆り立てられており、警察官、デジタル経済、社会をだまそうとしているがこれの撲滅に取り組んでいると語った。

チャイウット Chaiwut 大臣は、プラユット首相がすべての政府機関に、オンライン電話詐欺のギャングを抑圧し、詐欺から国民を保護するために力を合わせるように指示したと述べた。

同大臣は、タイの政府機関が現在、詐欺グループの活動基盤を根絶するために近隣諸国からの協力を求めることを含む、ギャングと戦うための積極的な措置を取っているという。

別の積極的な措置として、政府は、オンライン電話詐欺の被害者からの送金を受け取るために名前を使って口座を開設することを許可した人々を罰するために法律を改正するだろうと同大臣は述べた。

1月、18歳のタイ国民は、タイ法務省に保護を求め、カンボジアで働くように騙された電話詐欺師から逃げ出した後、悲惨な話をしました。

この人物は、逃げてタイに戻って以​​来、脅迫的な電話を受けたと語った。

彼は、ポイペトでの仕事の広告をソーシャルメディアで見て、月給40,000バーツで、そこで無料の交通手段を利用し、昨年9月に申請したと述べた。彼はサケオのKhokSung地区でタイ人に会うように言われました。男は彼を不法に国境を越えてポイペトに連れて行き、電気柵に囲まれた建物に残した。そこで彼は、電話詐欺のギャングのために働くように誘惑された他の約100人のタイ人を見たと彼は言った。さらにフィリピン人、インドネシア人、マレーシア人もたくさんいたという。

「それぞれ5人の労働者のための部屋があり、彼らは1日3回の食事を受け取りました。彼らは詐欺電話を​​かけるように命じられました。それぞれに約200人のタイ人の情報が書かれた本がありました」と語った。

また詐欺の発信者は、政府関係者のふりをして、潜在的な被害者に電話をかけ、マネーロンダリングに関連していることを人々に伝え、ギャングに送金しなければならなかった。

「周囲の音は、被害者が警察や政府関係者と話していると信じ込ませるために、政府機関や警察署の雰囲気を模倣するために作成されていた」という。

オンライン電話詐欺の相変わらずの暗躍

オンライン電話詐欺は警察の取り締まりと鼬ごっこ、海外に拠点をつくり、様々なWebのコミュニティーサイトを利用した犯罪加担者の人材募集広告などある。こうした人材募集の広告詐欺は、カンボジアでは一般的なもので、クメール語、英語、中国語、日本語などターゲットによって言語を変え、現地人を使ったコンタクト(コピー、貼り付け)が行われており、本サイトでも在カンボジア日本人のコミュニティーサイトを通じてコメント欄にコピぺが見られる。

外国人名ならほぼ偽写真の女性である。日本人も含まれるオンライン詐欺はこうした人材募集詐欺だけでなく金融商品詐欺等、問題になってくると消えたかなー、と思うと、1か月も経つと平然と同じものが日本人コミュニティーサイトにアップされてくる。日本の警察の追求を逃れて、カンボジア国籍を取得したという日本人脱走犯、日本人が騙せなくなるとカンボジア人を詐欺対象としたという。紳士面の話術や笑顔の親切を装った写真等は、記憶に新しい。

下の記事を参考に

掲載写真:カンボジアを拠点とする詐欺師グループの施設から脱走した18歳の男性、母親と会う。 画像:バンコクポストよりKhmer Timesが掲載。

おすすめの記事