シハヌークビル 多目的経済特区に転換とあるが、、、

カンボジア政府は、今年初めに指定を受けた後、プレアシアヌーク州としても知られるシアヌークビル市を多目的経済特区(SEZ)に転換するために取り組んでいる。「中国人の街」、「中国人犯罪の巣窟」の汚名返上がどこまで達成さるか、見守られている。

2021年6月9日、カンボジアのフンセン首相は、シハヌークビル州を多目的SEZにする政令に署名しました。この指定は、シハヌークビル州に、より幅広い地域への開発イニシアチブと投資インセンティブを構築する上でより多くの自由を与えることを意味している。

州都シハヌークビルは、主に貿易、ロジスティクス、観光セクターのおかげで、カンボジアの最も重要な経済的推進力の1つであるが、コロナ禍で残った者は中国マフィア、麻薬や賭博施設、そして密入国を辞さない中国からの出稼ぎ労働者の流入する街となった。

そうした中、シアヌークビル経済特区(SEZ)は、コロナ以前からカンボジア最大のSEZであり、首都プノンペンや2番目に大きな都市シェムリアップと並ぶ経済力としての都市の台頭してきた。

そこで多目的SEZとしてのシハヌークビルを新しい地位に引き上げ、中国人犯罪の街の汚名返上が喫緊の課題である。そのため州と首都を輸出主導の製造と貿易の主要なプレーヤーとして発展させるというカンボジア政府の野心が政策となっている。

モデルはミニ深センか

10月、カンボジアの経済財務省は、中国の深センの都市計画設計研究所とコンサルタント契約を結び、シハヌークビル州の多目的SEZへの転換を主導している。この契約の一環として、深センに本拠を置く研究所は、カンボジアのより広い政治的、経済的、社会的目標の文脈の中で、多目的SEZの開発ビジョンと方向性のマスタープランを作成する。要は中国主導の多目的経済特区だが、これがカンボジアの狙い通りの正常な多目的経済特区として自立できるか、形を変えた買弁資本の植民地となるか、カンボジアの行政能力と腐敗構造次第のところがあるのは、周知の事実である。

掲載写真:シハヌークビルの中国の経済特区 画像:Khmer Timesより

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