サウジアラビアから救出された26人の労働者が帰還

労働職業訓練省によると、サウジアラビアで過酷な、あるいは不法な条件で働くよう騙されていたカンボジア人移民労働者のグループが救出され、無事にサウジアラビアに送還されたという。

同省が6日発表したプレスリリースによると、カンボジア駐サウジアラビア大使と関係機関の緊密な協力により、8月1日から5日の間に26人の出稼ぎ労働者グループが無事に帰国した。

帰国後、同省は労働者に対し健康診断を実施し、技術職業訓練プログラム(TVET)への参加を促して就職機会に関する助言を行ったという。

8月6日現在、同省と在サウジアラビア大使館は協力してサウジアラビアからカンボジア人出稼ぎ労働者計104人を救出したが、出国に必要な書類を待っていない人々もいるという。

労働省・報道官:カッタ・オーン氏は6日、雇用詐欺の背後にいる犯人を暴くことを目指した捜査が進行中であると述べ、

「我々は、こうした求人詐欺の首謀者を明らかにするために捜査を続けている」と同氏は述べた。「捜査で誰がこの事件の黒幕であるかが判明すれば、省は事件を評価し、関係者全員に対して法的措置を取るつもりだ」

と強調した。

また、同報道官は、「カンボジア人労働者を救出し、サウジアラビアに帰還させるための取り組みが続く中、政府は、労働者への虐待疑惑に関する虚偽または誇張された報道がいくつか発表されている」と指摘した。

掲載写真:産業労働省の提供 Khmer Timesが転載

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