コンポンスプ― 通勤トラック衝突事故で労働者51人負傷、うち9人が重傷

労働者を自宅に運ぶ企業の通勤トラックが高速で別のトラックに衝突され、同トラックに立錐(りっすい)していた労働者51人が負傷するという事故が起きた。

事故は9月1日午後7時、コンポンスプー州サマキ・モニチェイ区チャンセン自治区アンロン・チャムナール村の道路で発生した。

同事故に遭った労働者たちは、州内の経済特区内の工場(中華・華僑系経営の工場)に向かう企業手配の通勤トラックの労働者たちであろう。

地元警察によると、ネム・ラス(男性、31歳)が運転する白のヒュンダイ製トラックが、労働者63人を乗せていた車にリム・ロム(男性35歳)が運転する白いヒュンダイ製トラックが追突したという。

同事故でトラックの荷台に乗っていた63人中51人が負傷し、そのうち9人が重傷を負った。事件後、警察は救急車を呼び、負傷者をコンポンスプー州紹介病院に搬送した。

衝突した2台の車両はさらなる処理のためにチャンセン行政警察署に保管された。

毎年何件か起こるこの種の事故、企業の労働環境の一部として通勤手配の方法が劣悪であるという、企業責任が問われなければ、この種の事故の続発は抑えられない。安価な労働力とは、こうした劣悪な通勤状態を含んでいる。

掲載写真:追突現場 Khmer Times

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