週末にゲテモノ(昆虫)食いで女性が死亡、その夫も病院搬送され入院した
プレアビヒア州チョアムクサン地区の警察の報告によると、事件は8月4日午後5時30分、プレアビヒア州チョアムクサン地区カントゥオット自治区スラエムカントンボン村で発生した。
昆虫を食べた後、腹痛等を起こした夫婦が、応急処置のためスレム自治区保健センターに運ばれたが、重態のため、8月5日午前7時にプレアビヒア州の別の病院に移送された。その後、56歳のケット・リさんは8月5日、プレアビヒア州の第16マカラ病院で死亡したという。
また被害者の夫、ウオン・ミンさん(男性、58歳)は現在、病院で緊急治療を受けているという。
関係者によると、夫婦が昆虫を食べたところ、突然、嘔吐、吐き気の中毒症状が出たという。現在、夫の容体は安定していると伝えられている。
なお、夫婦が食べた昆虫だが、具体的な昆虫の名称は不明である。
カンボジアでは、所謂(いわゆる)ゲテモノ食いが農村部ではよく見られる。有名なものでは、コンポントム州スクンの蜘蛛、10月前後のバッタ類や雨期明けの鼠捕食、屋台で見かけるゲンゴロウのような虫などがある。
掲載写真:Khmer Tiimes