ケップ市沖のトンサイ島 観光の大型プロジェクトが着工

ケップ市沖のトンサイ島(うさぎ島)でのPheap Koh Tunsay Resorts Co Ltdによる144haに及ぶ大型リゾート開発が、9月27日に着工した。

うさぎ島としても知られる184haの島は、ケップの町から南東に約4.5 kmの場所にあり、手付かずの白い砂浜、珊瑚礁、多様な海洋生物の宝庫として知られている。今でこそケップ市の海岸線に人工ビーチがあるが、かつてケップでの行楽となると自然のビーチはうさぎ島に渡るしかなかった。また、ここはわずかな距離にある沖合だが、島全体が熱帯雨林に覆われており、自然のビーチは南国の素朴な自然に浸れるとあって多くの行楽客の人気を集めている。

Kep州副知事:Vao Sokha氏は、2019年に政府がTry Pheapに50年間の開発に投資する権利を与えたことを確認している。プロジェクトの総登録資本金は1億3000万ドルという。しかし、同社はまだ建設の時間枠を提供していないと同氏は述べている。だが、9月27日にTry Pheapは、機械をトンサイ島に移動していると語っており、既にプロジェクトは着工は始まっているという。

同プロジェクト計画には、沿岸地域の整備、島周辺の道路やその他のインフラストラクチャの構築、5つ星ホテル、バンガロー、観光客向けの村、ビーチスポーツ施設が含まれると計画されており、小さな島の大半がプロジェクトの範囲内となり、完成時にはその景観を大きく変えることになる。

掲載写真:トンサイ島 画像:Phnom Penh Post

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