
内務省は、タイと国境を接する各県の行政に対し、伝統的な国民の新年のお祝いの時期に国境を越える際にカンボジア国民に非公式のサービス料を要求する者を阻止し、抑制し、措置を講じるよう指示した。
4月8日に公表された、タイ国境に接する各州政府知事に送られた内務省からの書簡によると、内務省は、伝統的な新年のお祝い期間中のカンボジア国民の国境を越えた旅行の管理を改善し、円滑に進めるため、タイと国境を接する各州政府に対し、いくつかの業務の実施に注意を払うよう指示した。
1.クメール正月の伝統的な祭りの前後の期間における国境検問所の全体的な状況を調査・評価し、各国境ゲートでの安全、社会安全、公共秩序、秩序の確保・保護のための適切な措置を講じる。
2.入国・出国ビザを発行する職員の数を増やしたり、タイ側と協議して実際の状況に応じて国境通過時間を延長したりすることで、国境検問所の混雑を回避するための課題を調整・解決する。
3.国境を越える際にカンボジア国民に非公式のサービス料を要求する個人を防止、阻止し、措置を講じます。
4.カンボジア国民の国境通過を介入・支援し、円滑に進めるために有能な部隊を準備するとともに、発生する可能性のある問題や事件の具体的なケースを解決するための措置を講じる。
5.会社経営者、事業主、およびすべての旅客輸送車両の所有者に指導と通知を提供し、伝統的なクメール正月祭りの期間中、価格を上げることなく旅客輸送サービスの価格を維持するよう協力してください。
6.カンボジア国民の出入国時のビザ(再入国許可)免除についてタイの管轄当局と協力・調整し、このビザ免除についてカンボジア国民に広く周知する。
必要に応じ、または実際の状況に基づき、カンボジアの伝統的な新年を記念して、国境ゲートを通過するカンボジア国民の移動および出入国を管理・調整するための作業部会または委員会が設立されることがあります。
掲載写真:国営カンボジア通信