カンポット警察署長、住民が捕獲した豹を購入し野生に帰す

カンポット州のTeuk Chhou 区Stung Keo 自治区で住民が罠にかかった豹(ヒョウ)を捕獲したというニュースを受け取ってカンポット州の警察長官は16日、住民からからヒョウを購入して森に戻ししたという。

同警察長官によれば、希少種の保護について環境大臣のセイ・サム・アルの助言を覚えていたため、同警察長官と同警察幹部役員の何人かがこの希少種を購入して保護することに決めた、という。捕獲された動物(ヒョウ)は罠で負傷していため、治癒後にこれを森に放し野生に帰すことができたとのこと。コロナ禍の中、何とも心温まる話である。

それにしてもカンボジアに野生のトラの生息は知っていたが、ヒョウが生息しているという情報はは寡聞にして知らなかった。調べるに密猟や生息地の欠如に対して脆弱な種としてIUCNレッドリストとサイト付録に記載されている。この種は絶滅の危機に瀕しています。現在、バングラデシュ、シンガポール、台湾では絶滅しており、カンボジアの北東部、南西部、北部にヒョウが生息しているという、が目撃談等は極めて稀である。

掲載写真:捕獲された豹 画像:Khmer Times

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