カンボジア国境ゲートが新たに開放予定 貿易促進を期待

タイとカンボジアは、両国間の物流と貿易を促進するために、間もなくバン・ノンラン・ストゥンボット国境ゲートを開放する予定である。

サケーオ州のパリニャ・ポティサット知事は金曜日、新たな国境検問所はさらなる貿易拡大に対応すると同時に、タイ側のバン・クロン・ルックとポイペトの国境付近の渋滞も緩和すると述べた。

タイとカンボジアはまた、カンボジアのバンテアイミアンチェイ州ストゥンボット村につながるサケーオ市アランヤプラテート地区に新たな国境検問所(カンボジアのポイペトにつながる2つ目の国境ゲートを建設することでも合意した。

この新国境ゲート開設の目的は、国境を越えた商品輸送を容易にすることです。

しかし、2000年以来両国間の共同地雷除去活動の焦点となっているタイの4つの地区の国境ゲートでは周辺の地雷に関する課題が続いている。地雷はタイのウボンラチャタニからサケーオまでの7つの県の国境沿いでよく発見されている。

同パリーニャ氏は、国境検問所として開放される地域に関連するこのような困難な問題について、国防軍長官のソンウィット・ヌーンパックディー将軍と相談している。地雷とは別に、サケーオ州の国境沿いの地域は両国の領有権主張の対象ともなっている。

最近、カンボジアのフン・マネ首相はタイでスレッタ・タビシン首相と会談し、国境地域の経済発展と重複する海域と陸地の領有権主張について話し合った。現在、サケーオ市の一部の地主に対しては、双方とも領有権問題を解決する合意に達していないため、土地所有権に関する文書を発行することができないという。

2011年には軍事衝突が発生し、34人が死亡したと報告されている。2年後、国際司法裁判所は、寺院の東と西に隣接する土地はカンボジアに帰属するとの判決を下した。数十年にわたる紛争に終止符を打った1962年の判決は、寺院の南側はカンボジアの領土、北側はタイの領土であると述べた。

掲載写真:バンコク郵便局より提供

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