カンボジアの水資源、約200万ヘクタールの灌漑が可能に

フン・マネ首相は、「カンボジアは現在、約200万ヘクタールの田んぼと畑を灌漑する能力を開発している」と述べた。

10月24日(木)、モンドルキリ州で行われたオテティパデイダムの開所式で演説したフン・マネ氏は、「カンボジアは1994年から2024年までに1,137基以上のダムと貯水池を建設してきた」と語った。その中には8つの大きなダムと2,366の灌漑地があり、18億ドル以上の費用で190万ヘクタール以上の灌漑能力がある。

首相は、政府は現在、バッタンバン州のドーントリーダム(1億6,300万立方メートルの水を貯めることができ、8,500万ドルの費用がかかる)やコンポントムのダン・カンビット貯水池プロジェクト(1億6,600万ドルの費用がかかる)など、2つの大きな貯水池とダムの建設を続けていると述べた。両ダムの容量は、16万5,000ヘクタール以上の水田と農作物の畑を灌漑できるという。首相は、「灌漑システムと貯水池の建設は、人々が耕作に十分な水を確保し、洪水のリスクを減らし、人々の消費用にきれいな水を供給するためだ」と語っている。

また、水資源気象省のトール・チェタ大臣は24日、「水資源を持続的に管理するため灌漑システムを修復し近代化することで、同省は水資源の潜在能力を高め続けている」と述べている。

掲載写真:モンドリキリ州のセンソックドム・ダム

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