カンボジアの教育者が釜山でデジタル教育スキルを研修が修了

カンボジアの教育関係者と教師25人が、教育と学習にデジタル技術を活用する専門知識を高めるために設計された、韓国の釜山での専門研修プログラムを無事に修了した。

このプログラムは6月23日から29日にかけて開催され、釜山広域市教育庁とカンボジア教育・青年・スポーツ省(MoEYS)の共同事業であり、同省のデジタル変革局が調整役を務めた。

同研修では、急速に進化するインダストリー4.0の環境下において、人工知能(AI)を含むデジタル技術をカリキュラムに統合する方法について具体的に議論しました。代表団には25名が参加し、そのうち6名が女性でした。

今年の研修は、教育におけるデジタル変革に不可欠な最新の知識と実践的なスキルを教育者に身につけさせることを目的としていました。教育省は、テクノロジーが急速に進歩する一方で、教師は教室において依然として不可欠な存在であり、教師のデジタル能力強化が極めて重要であることを強調しました。

プログラムの中で、釜山広域市教育庁のキム・ソクジュン長官は、釜山市教育当局と教育省(MoEYS)の協力20周年を記念しました。長官は、この長年にわたるパートナーシップがカンボジアの教育制度、特にデジタル教育の推進に大きなプラスの影響を与えてきたことを強調しました。

この永続的な協力関係は、カンボジアの教育者に技術の進歩に合わせた新たなデジタルスキルを提供することで、デジタル教育の強化に重要な役割を果たしてきました。これにより、カンボジアの教師は指導方法を近代化し、教育の様々な側面にAIを効果的に統合することが可能になります。

さらに、この取り組みはカンボジアの人材育成目標に直接貢献し、国家ビジョン2030および2050を支援します。教育制度を質、公平性、妥当性、持続可能性に向けて変革するという教育省の使命を積極的に支援しするためのものです。

このプログラムは、釜山プログラムの卒業生による専門的な学習コミュニティの形成を促進し、継続的な知識共有を促進し、特に将来のキャリア開発に不可欠なSTEMおよびテクノロジースキルにおいて、学生の成果を向上させることを目指しています

掲載写真:国営カンボジア通信(AKP)

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