カンボジアとタイ、雇用と職業訓練における協力強化で合意

ヘン・サワー労働・職業訓練大臣と駐カンボジア・タイ大使:チェルドキアット・アタコール氏は、カンボジア王国の利益をより効果的に維持するために、両国間の雇用と職業訓練の分野における協力を引き続き強化することに合意した。

これは、9月21日の労働・職業訓練省での会議で確認されたもので、ヘン・サワー大臣は現在、120万人のカンボジア人労働者がタイで働き、暮らしていることに、カンボジア政府を代表して、労働分野におけるタイ政府の緊密な協力に感謝の意を表した。タイ大使もまた、タイの専門家がカンボジアで働き、また滞在しているタイの人々への協力と配慮に対してカンボジア政府に感謝の意を表した。

同大臣と同大使は、さらなる労働分野における協力を通じて、タイの雇用主がカンボジア人労働者の受け入れを容易にし、カンボジア人労働者がタイで合法的に働くことも可能となることは、双方の利益にかなうことを強調した。

同時に、両国は国民の権利の尊重を維持するという既存の覚書の精神に沿って人身売買防止メカニズムを強化することで合意した。カンボジアもタイも人身売買の悪影響を認識していること確認した。

上述のようにタイには多くのカンボジア人出稼ぎ労働者が働いており、合法的な出稼ぎは労働条件によって保護されているが、非合法にタイに密入国するカンボジア人出稼ぎ労働者が数万人いるとされ、彼らは労働者の保護を受けられない状態にいる。

ダップニュース

掲載写真:Khmer Times

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