
カンボジアのフオット・ハク観光大臣は23日(金)、同国では2025年の最初の4か月間で中国人観光客が49パーセント増加したと報告されていると述べた。
同氏はプノンペンで行われた「カンボジア・中国観光年2025」開始イベントでの演説で、今年1月から4月の間に38万人以上の中国人観光客が東南アジアの国を訪れ、昨年の同時期に比べて49パーセント増加したと述べた。
「この良い傾向を踏まえ、『カンボジア・中国観光年』は、より多くの中国人観光客をカンボジアに誘致し、両国間の観光と文化交流を深める重要な機会になると確信しています」と、約800人の聴衆が集まったイベントで彼は語った。
同氏は、この観光年は「一帯一路」構想やカンボジアと中国の強固な友好の精神に非常に合致していると語った。
観光大臣によると、カンボジアは2025年の最初の4か月間に合計240万人の海外観光客を受け入れており、これは2024年の同時期と比べて14%の増加となる。
上記の記事は、中国国営の新華社から記事をもとにしており、中国政府の意向としてカンボジアへの観光客渡航を緩和したものと受け止められている。
掲載写真:中国・国営通信:新華社