カンボジア 210億ドル弱の外貨準備、マクロ経済の安定を支えている

カンボジアの外貨準備高は208億ドルにとどまっていますが、銀行セクターによれば、COVID-19パンデミックの脅威の中で健全な状態を保っているという。

これは、カンボジア国立銀行(NBC)の最近のプレスリリースでも強調され、コロナ禍の対応だけでなく、国民経済の確保における安定性維持を支えている。

カンボジアの既存の208億ドルの外貨準備は、10ヶ月以上にわたって必要な商品とサービスの調達を確実にすることができるという。一方でカンボジアの銀行業は、資産の約18パーセント、ローンの23.4パーセント、預金の20.7パーセントの増加により、著しく回復力を維持している。

また2021年前半、カンボジアの経済は、特に観光、製造、建設においてコロナ禍(COVID-19)の影響を受けているが、農業はなんとか成長軌道に乗っている。

影響を受けた一部のセクターと個人の負担を軽減するために、カンボジアの銀行と金融機関は、約55億ドルに相当する367,239件のローンを再構築したという。

掲載画像:Khmer Times

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