カンダール州キエンスバイ地区での大きな交通事故 7人死亡

スピード違反のトラックがバイク1台に衝突し、衝突されたバイクが

  他の3台のバイク巻き込む

首都プノンペン市に隣接するカンダール州キエンスバイ地区プレキンダー村ストリート110で重大な交通事故が発生し、少なくとも7人が死亡しました。

事故は19日(日曜日)午前12時30分に発生し、スピード違反のトヨタタンドラが4台のバイクと衝突し、7人のバイク運転者とバイクに同乗した者が死亡しました。警察によると、トヨタ・タンドラがスピードを出し過ぎで1台のバイクに衝突し、衝突されたバイクが他の3台のバイクを巻きこんだ事故になったという。最初の衝突時の衝撃の大きさが想像される。

亡くなった者はRosBunly、22歳、Vath Phanith、21歳、Prum Mesa、17歳、Phon Sopheara、21歳、Bo Bros Vin、19歳と特定されたが、他の2人はまだ特定されていない。

事故後、トラック車両を置いて運転手は逃亡

事故後、トヨタタンドラの運転手は車を置き忘れて逃げた、と警察は語った。警察官が現場に来て、地区警察署で車両を押収しました。

事故加害者の運転手が逃亡、というのは事故が重大なほどよく起こることで、死者が出たような事故だと国境越えて逃亡するのがごく普通である。

個人なら海外旅行保険に加入するのが常識、会社員なら会社が保証するはず

在カンボジア日本人の間では長期に滞在すれば交通事故と泥棒は避けられない、というのが常識でバイクや車を運転する者には他人事ではない。もし怪我でもすれば、周囲の人は助けてくれるが運転手は当て逃げするか、大声で「俺は悪くない、悪いのはお前だ!」と喚きたてるのが常である。それ故に海外旅行保険に加入するのが一般的な常識である。これは何も大袈裟なことではなく、保険会社の広告でもない。

まともな日本の会社なら海外出張や赴任なら社員に海外旅行保険加入の保障は当り前のことであり、また海外での自らの運転を禁止して運転手付き車を会社の責任で配車するなどの対応をしている。個人旅行や滞在で海外旅行保険をケチたら自己責任であり、それ以前に長期滞在すべきではない。

事故現場はカンダール州キエンスバイですから、国道1号線沿いと思われる。地図上の①番の道路

*掲載写真:悲惨な7人死亡事故 画像:Khmer Times

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