カンダル州裁判所は10月1日、カジノ所有者とみられるベトナム人の殺害を試みたとしてカンボジア人男性1人とベトナム人男性2人を起訴し、拘留した。
この事件はビジネス上の争いから始まったとされ、襲撃者がカジノの正面に手りゅう弾を投げ込み、銃弾を発射したことから始まった。この襲撃でカンボジア人の警備員が負傷し、犯人たちは現場から逃走していた。
事件は9月26日(木)未明の深夜0時30分、カンダル州ルーク・デック郡カオム・サムノール・クロム村にある「トマール・ピッチ」または「ダイヤモンド・ロック」というカジノで発生した。
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カンダル州ルーク・デック地区警察署・副署長ドゥオン・ナリス少佐は、「襲撃の容疑者はカンボジア人1人とベトナム人2人の計3人だ」と語った。
同副署長は容疑者を次のように特定している。
・カンボジア人の容疑者ミアス・ウン容疑者(52歳 プレイベン州ペアムロ地区の勤め人)。
・ベトナム人容疑者はグエン・チョン・グエン(44歳 男性)とグエン・ズイ(38歳 男性)、両人ともカジノの常連客である。
同副署長は、3人は「殺人未遂と武器の不法所持」の罪で起訴されており、有罪判決を受けた場合、容疑者らはそれぞれ最長10年の懲役刑を受ける可能性があると述べている。
掲載写真:カンダル州ルーク・デック地区警察