ケオ・ラタナク鉱山エネルギー大臣は、同国初の風力発電所がモンドルキリ州とカンポット州のボコール山に建設されることを確認した。
同大臣は「カンボジアはモンドルキリ州とボコール山周辺に重点を置き、近いうちに風力発電に移行する予定だ」と強調している。
エネルギー総局のヘン・クンリアン局長は、鉱山エネルギー省が地元企業に国際企業と共同でこのプロジェクトを研究する権限を与えたと言う。同局長は「今回のプロジェクトでは、事前に投資規模を明示せずに企業が検討を行うことを認めている」と認めた。
さらに、「風力発電を導入することで、カンボッジ電力(EDC)が管理する全国送電網への十分な電力供給が確保される」と述べている。
風力発電は世界のクリーンエネルギー供給の重要な要素であり、その設置はカンボジアの電力システム内での再生可能エネルギーを促進することになる。
2024年1月中旬、フランスを公式訪問中のカンボジアのフン・マネ首相は、ブルーサークル会長兼最高経営責任者(CEO)のオリヴィエ・デュゲ氏の表敬訪問を受けた。その際、CEOの同氏はカンボジアの風力発電への投資に意欲を表明している。
同社はすでに調査を実施し、ボコール山とモンドルキリの特定地域が風力発電に適していることを特定した。彼らは、当初は100メガワットの電力を生成でき、将来の拡張の可能性があるプロジェクトに対する政府の支援を求めています。
掲載写真:イメージ ケオ・ラタナク鉱山エネルギー省