プノンペンのインド大使館は10月2日、カンボジアでの詐欺行為から救出されたインド国民約60人が本国送還されると発表した。
「プノンペンのインド大使館は、当館に連絡を取った数名のインド国民と連絡を取っており、彼らはその後、5月20日にジンベイ4と呼ばれる場所からカンボジア当局によって避難させられた」と大使館は声明で述べた。
「インド国民の即時送還のため、カンボジア当局の最高レベルでこの問題が取り上げられている。カンボジア当局は、インド国民約60名が今日SHVからプノンペンに移送され、大使館の渡航書類の支援によりインドに送還される予定であると我々に伝えた」と同大使館職員のチームがこれらのインド国民に援助を提供するためにシアヌークビルに滞在していた。
上記の声明によれば、現在までに360人以上のインド国民が救出され、インドに送還されたという。
インド大使館は、カンボジアで仕事を探しているインド人に対し、違法な組織の餌食にならないよう警告する複数の勧告を出しており、インド国民に対し、「観光ビザ」での就職活動など、滞在国政府からビザが付与される目的に反する行為に手を染めないよう警告している。
掲載写真:在カンボジアインド大使館の提供