まさにギャング映画のシアヌークビル、恐喝未遂で中国人2人逮捕 

プレア・シアヌーク州憲兵隊は、カンボジア人が「恐喝ビデオ」を送られてきたと訴えたことを受け、大規模な取り締まりで2人の中国人を逮捕し、麻薬や暴行用武器を押収した。麻薬に多数の銃器から、他の恐喝者仲間たちがいるようである。

10月6日午後2時53分、刑事局はシアヌークビル市4区5村にあるナイキ靴店の店長(男性、34歳、カンボジア人)のグオン・ソコム氏から、身元不明の容疑者2名が店の靴を履いた写真で SAO ZHU 11という名前の電報アカウントを通じて自分に脅迫的なビデオメッセージを送信してきたという告訴状を警察に提出した。

同日の 18 時 35 分、同市警察署長タク ヴィラク大佐率いる専門部隊がシアヌークビル市3区3村  のプリンス モール前に出動し、複数の容疑者を逮捕した。

GANG ZHAO KUN、男性、25 歳、中国人、コンピューター ワーカー、シアヌークビル市 3 区1村  居住、

XIONG KUA、男性、26 歳、中国人、コンピューター ワーカー、シアヌークビル市3区1村  居住

また、捜索の時点で男らから麻薬が押収した。

容疑者2人を尋問した結果、シアヌークビル市3区2村にある宿泊先のバンガローに4つの武器を隠していたことを自白した。

同日午後8時、犯罪捜査鎮圧局長サワー・ソーン中佐率いる王立憲兵隊は、シアヌークビル地方検察局副検察官の協力を得て、バンガローに向かった。シアヌークビル市3区2村を捜索し、アサルトライフル、REMINGTON-MODEL870アサルトライフル1丁、COLT-DEFFENSE銃器(ゴム銃)1丁、GLOCK19拳銃1丁、弾丸6発を含む展示品を発見した。

まるで映画に出てくるような武器類で、所謂(いわゆる)中国マフィアの構成員であろう。この事件、要は暴力団のゆすりたかりの類である。これじゃ、シハヌークビルに近づきたくなくなる。

掲載写真:プレア・シハヌーク州警察の提供

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