いわく付きのダラサコール、新カジノ3月開業の改定契約に署名

ダラ・サコールといえば、半島の南東部に99年間契約でカンボジアから中国へ貸し出されたいわくつきの場所である。それについては下記に後述する。

香港のCentury-Entertainment International Holdings Ltdは、3月にカンボジアのコンポンソム湾挟んでシハヌークビルに向き合って位置するダラ・サコール半島の南端に位置するダラサコール・リゾートにあるカジノでマステーブルゲーム事業を開始することを許可する改訂契約を締結した

合意は、以前はAmax Internationalとして知られていたCentury Entertainmentが、COVID-19の結果としての最近の事業閉鎖と、配達スケジュールを見た世界の物流市場の中断によって新カジノの開設が1月から遅れたことを確認し、特定の重要な機器の遅延しており、新しいカジノが設置されるビルの所有者は、マスマーケットのゲーム事業の完成に注力することを決定したいう。これによってマスゲームフロアは3月上旬までにオープンする予定であると同社は述べる。

同社は当初、CEOのNg Man Sunが完全所有し、問題のカジノを運営するライオンキングエンターテインメントカンパニーリミテッドと5年間の契約を結び、シアヌークビルのカジノで4つのゲームテーブルを運営していました。しかし、新型(COVID-19)の感染により、2020年4月にカジノの運営は強制的に停止された後に、カジノをDara Sakorに移すということになった。

同センチュリーエンターテインメントは2月5日、ダラサコールの新カジノで20のマスゲームテーブル、ニウニウポーカー用の7つのテーブル、センチュリーエンターテインメントの割り当てを含むバカラ用の10のテーブル、ブラックジャック、シボ、ポーカー用にそれぞれ1つのテーブルで10,500平方の総床面積をカバーすると発表した。25のVIPテーブル、50のEGM、中華レストランを設けるという。

いわく付きのダラ・サコール開発

さて、このダラ・サコールといえば、いわつきの中国企業による大規模開発の場所である。広大な地域をシハヌークビル市と競うかのように手に入れた中国企業、一部開業後も検問所もあって客と証明しなければ、部外者は立ち入りできない。広大な敷地内にはゴルフ場付きホテル、コンドミニアム、岬をも取り込んだプライベートビーチがすでにオープンし、港湾施設や飛行場の建設も開設予定。企業集団の名は七星企業集団と名乗った天津の拠点を置く国営企業集団、かつて中国の近代史には必ず書かれてた苦悩の租借地が今度は中国企業の名でカンボジアに忽然と登場した。まさに中国人の中国人による中国人のための一大リゾート地だが、それだけではない。リゾートとしては巨額の資本投入による大型港湾、飛行場の建設である。

早速、米国はいち早くこのダラ・サコーを監視対象とし、ここ数年、カンボジアに懸念と警告を繰り返している。要は「大型リゾート地開発を名とした中国による軍事基地化ではないか」と。衛星写真を突き付けての米国によるカンボジアへの懸念表明と警告の度に、カンボジア政府は「カンボジア憲法では外国の軍事基地はつくれない」と首相自ら何度も弁明しているが、米国はその監視を怠ってはいない。またシハヌーク市の北のレアム国立公園に隣接するカンボジア海軍基地も中国海軍が寄港地として軍事利用する懸念を米国はカンボジアに警告している。するとカンボジア側は米国の懸念は当たらない、と突っぱね、米国支援で建設した施設をこれ見よがしに破壊した。

いずれによ中国と親密度を深めるカンボジア政府の動向を米国は注目している。「一対一路」とは軍事力誇示とその拡大であると。

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