欧米人旅行者に人気の口コミ旅行情報サイト「トリップアドバイザー」は、シェムリアップ州にあるアンコール植物園が、人気の旅行情報サイト「トリップアドバイザー」の2024年度「トラベラーズチョイスアワード」を受賞した。
シェムリアップ市にあるアンコール植物園には、何百種類もの植物が生息し、多くの花卉や何万本もの樹木が見学可能です。
今年3月、シェムリアップのアプサラ機構(ANA)は、野生生物とそこに生息する森林を保護し、観光客が市内北部の植物園の敷地からアンコール遺跡公園までの自然林をハイキングできるように歩道や歩道橋を建設することで、アンコール植物園を15ヘクタールから150ヘクタールに拡張する計画を発表した。
同機構(ANA)の広報担当ロン・コサル氏は11日、トリップアドバイザーからの受賞について「この賞は、植物園が多くの観光客を惹きつけ、楽しんで訪れたいと思っていることを認めたものだ」とコメントした。
同氏は、アンコール植物園には森の中を散歩したり、動物を観察するなど、観光客にとって魅力的な場所がたくさんあると指摘した。この賞を受賞したことで、より多くの観光客が訪れるようになると期待している。同氏は、この庭園は研修旅行、家族でのアクティビティ、レジャーやスポーツの練習など、さまざまな訪問者を喜ばせることができると語った。
同氏によると近年は、特に地元のカンボジア人客を中心に多くの観光客が庭園を訪れていると語った。
「トリップアドバイザーがアンコール植物園を訪問先として高く評価していることは、シェムリアップにとって注目すべき良い点です。古代寺院以外にも、この庭園のように観光客が楽しめる場所はたくさんあります」と付け加えたている。
コサル氏は、アンコール植物園は人々が自然の中でリラックスできる場所であり、それが観光客を誘致する重要なポイントであると語った。「現在、アンコール植物園には公共の歩道があり、訪問者は公園からアンコールワット寺院まで歩くことで自然に近づくことができます」と述べている。
同アンコール植物園は、シェムリアップの最新の観光名所のひとつです。植物園には、花、草、野菜、果物など 500 種を超える植物とともに、何万本もの樹木が繁茂している。
掲載写真:アンコール植物園 アプサラ機構