Pich Rita「私は彼の愛人じゃない」とSear主張に真っ向反論

Phnom Penhの裁判所に出頭したMean Pich Ritaさんは、Heang Sear氏の主張に真っ向から反論し、「被告Heang Searと恋愛関係であったことは一度もない。」と主張した。被告Heang Searが「彼女と性的関係の度に200ドルから300ドルを支払った。または私の愛人になった」という全ての主張を否定し「完全に誤りである。」と原告:Mean Pich Ritaは述べたという。

さらに「実際、私の年齢は彼の孫娘におなじようなもの、私はこの男性と深い関​​係を持ったことはありません」と彼女は述べており、また、彼女が被告シア Sear から電話を取るつもりがなかったので、捜査裁判官に彼女に対する起訴を却下するように述べた。彼女が被告からの強姦未遂や銃での脅しを逃れた後、Searから窃盗とナイフでの傷害で訴えられ3日間拘留され、首相の顧問弁護団が動き始めて釈放された。「彼女は、攻撃的なシアーによる嫌がらせやレイプの試みから身を守るために、ナイフを持って振り回した」とも述べた。保釈時、彼女は被告の身であったが、現在はSear氏を訴え、原告の身にもなっている。この事件、Pith RitaさんとHeang Sear氏の主張は真っ向から対立している。

元ミス・カンボジアでテレビのキャスターであり、大学生の20歳の女性が、金銭に困ったパパ活をする必然性の疑問に彼女は堂々と「あり得ない!」と答えた姿である。片やSeanはTypoon(大物・富豪)の名誉称号を持ちながらー事実は毎年、詐欺や強引な土地強奪で称号を持つ人物が逮捕・有罪となっているーの愛人づくりの話は、「さもありなんと」とカンボジア人に思わせるもの風土があるが、娘、娘婿が人を雇ってPith Ritaさんのフェイクポルノ制作(フエイク・リベンジポルノ事件)を依頼し投稿した罪で逮捕された。窃盗、傷害在で訴え拘留させ、かくまで家族をしてSearを有利にしようと動いたこの事件、Pithさんの主張が事実なら、痴情事件で済ませ、相手を権力で脅した富豪の卑劣な事件として記憶されるだろう。

既に誰の眼には事件の勝敗は明かになってきている。次にPithさんに怪我をさせられたというSearは入院中で裁判所の召喚に延期を申し出ているが、彼が召喚に応じて裁判所でどのような発言をするか、多くのカンボジア人が注視している。この事件がここまで来て、続報がなければ(うやむやなら)多くの人々は納得しないであろう。彼女によってカンボジアでもMe Toが始まるか!もはや泣き寝入りはしない、という若い女性が出てくるであろう。

掲載写真:左:Heang Sear、右:Mean Pich Rita

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