NCDMの報告、洪水は9つの州で13,000世帯以上に影響を与える

国家災害管理委員会(NCDM)は、13,000世帯以上が洪水の被害を受け、400世帯近くが安全な場所に避難したと発表した。洪水により、約380ヘクタールの水田も破壊されたと報じた。

NCDMの広報担当者ソト・キム・コルモニー氏は、「9月5日から23日まで、洪水がクラティエ州、ストゥントレン州、プレア・シハヌーク州、モンドルキリ州、シェムリアップ州、トボンクムン州、ラタナキリ州、コンポンチャム州、コンポントム州の26地区と103自治区に影響を及ぼした」と報告している。

同報道官によると、13,944世帯が被害を受け、4,340戸の家屋が浸水し、333世帯がより安全な場所に避難したと付け加えた。合計9,355ヘクタールの水田が被害を受け、367ヘクタールが完全に破壊された。被害を受けた州のうち、クラチエ州が最も大きな被害を受け、10,508世帯が被害を受け、3,051戸の家屋が浸水し、96世帯が避難した。クラチエ州だけでも、7,367ヘクタールの水田が被害を受け、147ヘクタールが完全に破壊されたという。

同報道官は、「水位が下がり始めているため、ストゥントレン州、トボンクムン州、コンポンチャム州などの全体的な状況はそれほど深刻ではない」と強調している。

なお、国家気象局は引き続き状況を監視し、国民の意識を高め、状況が悪化した場合に備えて救助機材を準備している。また、タイ、ラオス、ベトナムの国境沿いの省に住む人々に対し、暴風雨による洪水の可能性があるため警戒を怠らないよう勧告している。

掲載写真:国家災害管理委員会(NCDM)の提供

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