国際協力機構(JICA)は、カンボジアと農村開発省が農村開発目標を達成し、国内の貧困をなくすことを支援することを約束した。
この約束は、9月14日にここプノンペンで行われたチャイ・リティセン農村開発大臣との会談中に、カンボジア駐在JICA首席代表:讃井一正氏によって行われた。
*JICA:外務省が所管する。政府開発援助(ODA)の実施機関の一つであり、開発途上地域等の経済及び社会の発展に寄与し、国際協力の促進に資することを目的としている独立行政法人国際協力機構。政府開発援助(ODA)とは、日本国の税金から支出される対外援助事業。都所国の多くのインフラ支援では日本国内大手建設企業が受注する。
同讃井一正氏は、日本のカンボジアとの良好な協力を回想し、日本が物的インフラ、学校、病院の建設、奨学金の提供や研修を通じた教育セクターの促進に貢献してきたことを強調している。
JICA首席代表は、地方道路連携の構築における同省とJICAの緊密な協力を高く評価し、一方、チャイ・リティセン大臣は、第7期議会に向けた政府の国防総省戦略を強調し、この戦略はカンボジアが2030年に上位中所得の地位を、2050年には高所得の地位を達成するための開発を加速するための行動を打ち出すものであると強調している。また同大臣は、JICAを通じた日本政府の、特に危機下におけるカンボジアへのあらゆる分野での支援に感謝の意を表した。
掲載写真:Khmer Times