ASEAN と米国は、12日(土)にプノンペンで開催されたハイレベルの サミット(首脳会談)で、包括的な戦略的パートナーシップを確立することに合意した。
米国のジョー・バイデン大統領とASEAN議長国カンボジアのフン・セン首相は、ASEAN-米国首脳会議で、ASEAN-米国の包括的な戦略的パートナーシップの正式な立ち上げを発表した。バイデン氏は「私の任期中、ASEANはインド太平洋戦略の中心だ。」、「今日、私たちは新たな一歩を踏み出し、米国とASEANの包括的な戦略的パートナーシップを開始することにより、協力の新しい時代を開始しました。」と述べた。
5 月にワシントンで開催された米国と ASEAN の特別サミットでの声明の中で、双方は、両国の関係を戦略的パートナーシップから包括的な戦略的パートナーシップにアップグレードすることに合意している。
また、11月12日(土)には、ASEAN は第 19 回 ASEAN-インド サミットでインドとの包括的な戦略的パートナーシップを確立している。インドはその独立以来の非同盟政策で一貫しており、中国やロシアにも物申す姿勢を貫き、中国やロシアもそれを無視できない外交姿勢が強みで、米国も日本もそれを尊重せざる得ない。また、ASEANに対しても歴史的にも中国に対峙できる国でもある。
掲載写真:Khmer Times