既に200万人 12-17歳にワクチン接種を完了。但し第1回のみ

「12歳から17歳までの200万人近くの青少年に予防接種を行うキャンペーンが始まった16日間の8月1日から8月16日まで、カンボジアは全国で合計588,333人の子供たちに予防接種を行うことに成功しました」と報道しているが、これは第1回接種のみ完了数で2回目はこれからで、おそらく9月の半ば過ぎに2回目の接種が200万人となるだろう。

4月以来の他の年齢は接種を合わせるとカンボジアの総ワクチン接種率は900万人を超え、当初の 1000万の目標。90%以上を超えているという報道も同日にでたが、これも2回完了と1回のみの完了した数合わせを合わせだから、数字だけを鵜呑みにできない。9月の半ば過ぎに接種目標人数(回数ではない)が接種対象人国の何%に達するか、重要である。 現に安心できないのは、当初の接種目標人数の6割弱であるから、タイからの帰国労働者以外の国内感染数の確認が依然、300ー400人を推移しているのはそのためでもある。

なお、カンボジアの接種率は人口当たりで東南アジア諸国でシンガポールに次ぐ2番目という自賛の記事が地元メディアに同日にも出ているが、片や島、片や1億弱と7000万人弱の国に挟まれた四国程度面積でたかが1600人弱の国、それも考えないと本当の姿は見えない。

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