<2月20日事件>累計7万人を突破、依然国境に接する新規感染者が多数

<2月20日市中感染>累計感染者7万人を突破、

デルタ株感染、まだ第1波ではない

Khmer Timesは、全体的に感染者数が減っていると記述するが、減っている訳ではない。確かに<2月20日市中感染事件>以来、8月まで市中感染500人~600人台だったのだが、先週は400人台を水位している。これは、国境沿いの州がロックダウンされた影響が出たもので、辺境のラタナキリ州でデルタ株が確認されたのもシェムアップ州から移動してきた労働者たちからである。国境4州の封じ込みができないうちにロックダウンが終われば、次に急速にデルタ株の拡大が続くことは必定である。既に昨日1日だけで新規感染者387人の内58人のデルタ株症例であるから15%がデルタ株に置き換わっている。この数値が30%を超えれば、現状では抑えようがないということは日本の現況を見れば誰にでも解ることで、カンボジアはどうこれから来るデルタ株第1波を乗り越えていくのであろうか。プノンペンでは、14日を目途に13-17歳のワクチンキャンペーンが終わる。

 8月98月8日の確定数)午後12:30現在

<2月20日市中感染事件>関連での新規感染者387人(内デルタ株市中感染人人)

◇ 入国検疫121人(大多数がタイからの帰国者 デルタ株人)

総計:508

<同事件>関連での累計70,289人、カンボジアでの累計総数82,399(輸入症例11,989 2月20日市中感染以外の国内感染者累計65人)死者1587(前日比+25人)

*午後1時現在、死者数の発表はない。在カンボジア日本大使館の配信メールより加筆。

8月8日報道

コンポンチャム州:新規感染者71人を確認。

*コンポンチャム州:13-17歳のワクチン接種キャンペーンを始める。

*コ・コン州:ワクチン接種第3回目の4000回分が届く。3回目はアストロゼネカ製。

警告!:下記に場所、日時に訪れた人は2週間の自主隔離検疫、症状が出た時は病院へ。

プノンペン都:

 ① 契約関係の従業員5人の感染確認で自動車販売店:Khieu Seng Car Shop( no. 81, St. 156, Sangkat Phsar Depot 1, Khan Toul Kork)、7月26日~8月7日と及びその後の時間の訪問者へ。

8月9日の報道(8月7日の確定数)

・シェムリアップ州:新規感染者99人の確認。

・バンテアイミアンチャイ州:新規感染者173人の確認。

・ウドンミアンチェイ州:新規感染者32人の確認。

・コンポントム州:新規感染者49人の確認。

・バッタンバン州:新規感染者94人の確認。

・コンポンチュナン州:新規感染者43人の確認。

・コ・コン州:新規感染者18人の確認。

・プレイベン州:新規感染者52人の確認。

・スバイリエン州:新規感染者38人の確認。

警告!:下記に場所、日時に訪れた人は2週間の自主隔離検疫、症状が出た時は病院へ。

プノンペン都:

① 従業員の感染確認でファーストフード店:KFC( front of Chaktomuk High School No.93, Preah Norodom Street, Sangkat Boeung Reang, Khan Daun Penh)、7月 26日 ~8月2日 と及びその後の時間の訪問者へ。

*掲載写真:コ・コン州に到着したアストロゼネカのワクチンブースター(3回目接種)。画像:Khmer Times

 

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