プノンペン都内で変異種デルタ株感染者5人が土曜日と日曜日の2日間で検出された。うちの1人はマレーシア人で残り4人はカンボジア人です。
既にカンボジアは7月27日時点で、合計114人の変異種デルタ株感染患者がで検出され、8月1日時点で累計223人に急増している。それは、7月27日までに検出された114人に7月31日から8月1日までの間に合計109人のCovid-19デルタ株症例が確認され、追加さた。この109人の内も5人がプノンペンで確認されたことになります。8月1日現在、デルタ株230人、内5人がプノンペン都内です。
本サイトを訪れ、ニュースをご覧になっている方は終わりかと思いますが、カンボジアでは危機的な状況すら、保健省はその警告が警告を発しても、確認数の発表は間欠的で、その都度以前に報道を確認しなければなりません。政府系メディアでその広報を一手に引き受けているメディアでさえ、単純な四則計算の誤りや誤りがあっても訂正記事すら出ていません。
規制強化は避けられないか!?
ついに首都プノンペンで、変異種デルタ株の感染の確認です。これで、ウドンミアンチェイ、プレアビヒア、シェムリアップ、コンポントムの4州にプノンペン都もデルタ株の出現で感染が急拡大する恐れがでました。
なお、プノンペン都内で見つかった5人の症例は、タイからの帰国出稼ぎ労働者と医療関係者、カルメット婦人科病院・センソク医療センターでの治療を受けている患者、マレーシアからの輸入ケースという。
プノンペン都内でのデルタ株の確認は、さらなる規制強化や感染色分けゾーン、規制機関の延長もあり得ますので、日々にニュースにご注意ください。デルタ株の感染力は従来の2倍、ワクチン接種修了者も感染することがあります。カンボジア政府は、既に来年度のワクチン接種者に3回目の接種の検討に入ってます。有効な治療法がない状態では、ワクチンが選択肢で隣国のデルタ株蔓延の姿を見ているカンボジアとしては、もはや中国製ワクチンだけに頼るわけにはいかない、と認識しているようです。
*日本の報道:日本では人工呼吸器をつける段階でも中等症に分類されています。ワクチンがあれば、重症化しないという報道がありますが、要は生死の境目にいたるのが日本では重症化です。インド変異種デルタ株の感染では、40.50代でもにほんでは中等症状に至っている患者が多いです。カンボジアの医療水準を見るに中等症状は重症化です。その点にご留意ください。