<ここなら安心>とお伝えしてきた薬局ですが、今回はクメール薬局でプノンペンの中間層以上なら知る人ぞ知る薬局です。クメール薬局と言っても経営者も従業員も華人系です。筆者自身が利用しています。
この薬局、知人のカンボジア人より教えてもらった薬局ー中間・富裕層が入院するクメール病院の経営者より教えてもらったとのことーでいつも誰かが並んでおり、購入時も店内には入れずパネル越しの対話が徹底して安全です。扱っている薬は、欧米系の名の知れた薬や本サイトで紹介したバンコク病院系列の「ロイヤルプノンペン病院」で診察を受け、いただいた薬が地元値段で購入できます。ですので、持病に欠かせない薬ならここで購入できます。
日本へ帰れば病院へ行ける方でも持病では海外旅行保険が適用されず、発症しても半年で保健切れですが、この薬局を紹介してくれて命が助かった、という日本人もいます。保険適用の3分1の値段だったという。
Pharmacie Arun Reasmey Thmey(訳:新朝日薬局)
のど飴、スキンケアから鎮痛剤、糖尿病、心臓病等の慢性疾患の持病まで揃っている薬局で薬の卸問屋を兼ねている。店の周辺は地元民の良く知る薬卸問屋街です。中でもこの店はその中心で、健康に気遣っている人や持病のある人には最も信頼されている薬局です。例えば心臓病関連では、上記のように「ロイヤルプノンペン病院」で処方される薬が安価で購入できます。海外旅行保険で病院の診察を受けるにも外国系病院は同病院のみとクメール医院が一つしかプノンペンにはありません。また風邪をこじらせて解熱剤などの処方を受けた方、病院に行くほどではないが買い薬でなら、この薬局がお勧めです。常に安心な期限の薬が手に入ります。間違えても近所のクメール薬局で買わないことです。それはまず、期限切れ、偽薬、高価であるということがよくあります。風邪程度の症状なら、プノンペンの病院で処方された薬局なら先ずはここにいくことをお勧めします。
購入方法
安価で安心、安全な薬購入ならここです。常備薬として備えておくことであす。
① きちんと英語で薬名、量(○mg)、数(タブレット数)を記入したものを事前に用意することです。
② 従業員は2種類の仕事の人がおり、机に座っている白衣の方に声をかける。愛想はないが仕事は的確で早い。実に動きが良い。白衣を着ていない人に声をかけても解りません。英語は通じません。この人たちは、白衣の方から指示を受けて薬を探す人です。
③ カンボジア人街ですので、順番を守る、並ぶ客が少ない。ですので、はっきりと目当ての人に声をかける。下手な外国語を使うよりジェスチャーで気づいてもらうほうが早い。そして紙を渡し、薬名、個数などを明確に伝えるこれで後は待つだけ大丈夫です。
同じものがなくても同じ効果の薬があります。訊けば教えてくれます。ここにないと言われると、近所で探してもありません。
④ 会計も的確です。日本製の薬用石鹸と同程度のものがほぼ半額以下で手に入ります。
Pharmacie Arun Reasmey Thmey
住所:#15BEo, St 284, Phnom Penh
営業:年無休。7:00~19:00(但し、コロナ禍の現在、閉店が早まっています)
電話:232-10158
場所
朝日のマークの店看板でわかります。